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オーデマピゲ・パテックフィリップ・ヴァシュロン買取強化

オーデマピゲ, 価格高騰モデル, 時計買取

オーデマピゲ ロイヤルオーク 15400STの買取相場が急騰!

ロイヤルオークの定番モデルとして人気を博してきた15400ST。

SIHH2019で15400STの後継機にあたる新作15500STが登場し、今年はこの二つが併売される珍しい状態が続いています。

15500STに人気が集まるかと思いきや、価格高騰しているのは寧ろ先代の15400ST。SIHH2019から4カ月が経過しようとしている今尚その勢いは留まることを知りません。

そこで今回は15400STの急激な値上がりについて掘り下げてみたいと思います。

※2019年5月現在の相場に基づく内容となっています。

オーデマピゲ ロイヤルオーク 15400ST 高騰

 

ロイヤルオーク 15400STが値上がりを果たした理由

SIHH2019にてロイヤルオークシリーズの待望の新作15500STが仲間入りしました。

15500STはサイズ感をそのままに細かな変更が加えられたモデルであり、「ブルー・グレー・ブラック」の3色がラインナップされています。

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2019年新作

人気モデルの新作だけあり、価格は発売後すぐに高騰。

2019年5月現在は相場がやや落ち着いていますが、それでも高い水準をキープしています。

 

しかしながら、それ以上に高騰を果たしているのが先代モデル15400STです。

こちらは15500ST発表と同時に高騰し、新作を上回る価格に急激な値上げが発生しています。

オーデマピゲ ロイヤルオーク 15400st

15400STが値上がりした理由としては、新作15500STはブラック、グレー、ブルーの3色が展開されているのに対し、15400STはブラック、グレー、ブルー、シルバーの4色展開であることが考えられます。

新作15500STには設定のない、ベーシックなカラーであるシルバーがある。

これは時計ファンとしては見逃せないポイントです。

今までの傾向ではシルバーよりブラック、ブルー、グレーの方が相場が高かった為、シルバーの高騰に合わせてその他のカラーも高騰したと考えられます。

 

また、15400STを再評価する方々からは以下のような声も聞かれます。

 

・長く時計を使うならロービート設計の15400STのほうが良い

・15500STは厚みが出てしまったので、薄型の15400STの方が好み

・15400STの洗練されたデザインはやっぱり傑作だと思う

・15500STはカジュアル向き、15400STはスーツスタイルに合う

 

15500STがややカジュアル寄りになったため、ビジネススタイルにピッタリ似合う15400STの人気が相対的に上がった印象を受けます。

ただ、個人的にはデザイン面よりも機構面が今回の高騰要因となった気がしてなりません。

 

 

ロービート設計であることこそが15400STの魅力

時計好きの方であればご存知だと思いますが、雲上ブランドの時計の多くはロービート設計で作られています。

オーデマピゲ ロイヤルオーク、オメガ スピードマスター、パテックフィリップ ノーチラスといった人気作も6振動(毎時21600振動)です。

現在の高級腕時計の基準となっている28,800振動より、部品の摩耗が少ないのでムーブメントを長持ちさせることが可能です。加えてハイビート設計よりも耐久性も高く、故障しにくいという特徴を持ち合わせます。

ハイビートよりも耐久性に優れるため、高級モデルに向いているムーブメントといえるわけです。

15400ST ロービートムーブメント

出典:https://www.audemarspiguet.com/ja/watch-collection/royal-oak/15400ST.OO.1220ST.02/

新作15500STは現在の高級腕時計の基準となっている28,800振動に変更が加えられました。

ハイビート設計である28,800振動設計は精度が高く調整がしやすいというメリットがありますが、汎用ムーブメントの殆どが28,800振動であることから大衆的なイメージがあることは否めません。

ロービートは振動数が少ないことにより、調整に高度な技術を要するというデメリットをもちますが、雲上時計ブランドは技術力でデメリットを克服し、精度と耐久性を兼ね備えるプレミアムなムーブメントを創り上げてきました。

確かに28,800振動となった新作ムーブメントはスペック自体は向上しましたが、ムーブメントが持つステータス性と耐久性はやや下がってしまったと感じます。

「ロービート設計の最終型となってしまうかもしれない」というプレミアム感も15400STが高騰した理由の一つといえるのではないでしょうか。

 

ロイヤルオーク 15400STの相場について

では実際にロイヤルオーク15400STの相場はどれだけ高騰しているのでしょうか?

グラフで確認してみましょう。

 

【15400ST.OO.1220ST.02シルバー】

オーデマピゲ ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.02

ロイヤルオーク 15400st 相場

 

SIHH2019(1月14日~17日)にて新作15500STが発売されたのち、15400STの価格は一度20万円ほど高騰。その後やや落ち着きを見せ始めましたが、GW前になると需要が一気に増え、販売価格は約280万円前後まで急高騰しました。

僅か数カ月で約60万円も高騰したこととなり、この数字は驚異でしかありません。

もちろん買取相場に関しても過去最大の数字を叩き出しており、今まさに売り時を迎えています。

 

3色それぞれ相場変動が異なる

実は15400STは3色が同じように相場変動しているわけではありません。

SIHH2019の後、ブラック・シルバー・ブルーそれぞれ異なる変動を見せています。

 

【15400ST.OO.1220ST.01 ブラック】

オーデマピゲ ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.01

オーデマピゲ ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.01 買取相場

ブラックの相場はシルバーの相場に似ていますが、シルバーよりもやや早い3月末位から高騰を果たしています。

GWに差し掛かるころには約290万円まで高騰を果たし、過去最高額を記録しました。

それに伴い買取需要も高まり、買取相場に関してもシルバー同様に過去最大の相場となっています。

 

【15400ST.OO.1220ST.03 ブルー】

オーデマピゲ ロイヤルオーク ブティック限定 15400ST.OO.1220ST.03

オーデマピゲ ロイヤルオーク ブティック限定 15400ST.OO.1220ST.03 相場推移

ブティック限定モデルであるブルーはブラック・シルバーよりも早く相場が上がりました。2月後半から相場が急高騰を果たし、3月中旬ごろに340万の大台を突破しています。ただ、4月の頭にピークを迎えた後は徐々に相場が下がり、GWを迎えてからは落ち着きを見せています。

ブルーの相場が下がった時期とシルバーの相場が上がった時期は殆ど一緒なので、人気がシルバーに集まったことが相場変動のズレを生んだ要因だといえるでしょう。

正直15400STの相場は読みにくいので、急騰した時点で売り切ってしまったほうが結果的に得になるかもしれません。

 

まとめ

15500STと15400STはデザイン性に関しては殆ど同一。しかし、15400STはシルバー色があり、厚みの薄い為ビジネスシーンに適している。

また、耐久性を重視した伝統的なロービート設計ムーブが搭載されていることも魅力です。

これだけで15400STが高騰する理由としては十分だといえます。

今尚15400STは右肩上がりに相場を上げていますので、高価買取を狙う時期としては今まさに絶好機を迎えています。

是非この機会に一度買取をご検討されてみてはいかがでしょうか?

 

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この記事を監修してくれた時計博士

新美 貴之(にいみ たかゆき)

  • (一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
  • 高級時計専門店GINZA RASIN 販売部門 店舗営業部 部長

1975年生まれ・愛知県出身。大学卒業後、ロレックス専門店に入社。販売・仕入れに長年従事した。
その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験を経て、2017年にGINZA RASINに入社。
店舗運営や商品管理・メンテナンスを統括し、社員教育にも力を入れている。時計業界歴24年。

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