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ロレックス, 時計買取, 時計買取の基礎知識

保証書,取説,箱・・ロレックスの付属品ってどれくらいの価値があるの?

 高級時計は時計本体のみならず、付属品にも価値があります。間違っても捨てたりしてはいけません。

なぜなら、バッグや靴・ジュエリーといったブランド品の中でも、高級時計に関しては特に「付属品の有無」が査定額を大きく左右するためです。

この記事では、ロレックスの箱や保証書がどれくらいの買取額になるのか?そして無い場合はいくら買取査定額が減額されるのか?など、付属品に関する気になる情報をご紹介いたします。

ロレックスのご売却を検討している方はもちろん、これからロレックスをご購入される方も、知っておいて損のない情報です!

ロレックス 付属品

 

ロレックスの付属品の価値~箱・取扱説明書~

箱や取扱説明書、保証書・冊子など、ロレックスにはいくつかの付属品が備えられていますが、それぞれに異なる価値を持ちます。

そのため、時計の買取時には「何が欠品しているか」によって査定額が変わります。

 

箱・取扱説明書類の価値

ロレックス ボックス

現行品の箱・取扱説明書や冊子類の価値は、平均すると「数千円」ほどの価値となります。

一部アンティーク等を除けば取扱説明書のみの欠品ならば数千円の査定マイナスで済むケースが少なくありません。ただ、箱に関してはモデルによりけりですが、「約1万円」ほどの査定マイナスになることも!

いずれにせよ、キッチリ保管しておくことをオススメいたします。

 

ロレックスの取扱説明書の価値が上がる!?

ロレックス 取扱説明書

前項で「取扱い説明書等の冊子類は、万が一欠品していたとしても数千円程度のマイナス査定で済むケースが結構ある」、とお話ししました。

しかしながら、この定説が覆るかもしれません。と言うのも、ロレックスの取扱説明書が、近い将来姿を消す可能性があるのです!

 

これはロレックスだけの話ではありませんが、近年取扱説明書を付属しないブランドが増えてきました。

代わりに公式ホームページでPDF等デジタル形式でのダウンロードを可能にし、ユーザー自身の手で印刷したり、確認したりする手法にシフトしていっているのです。

既に紙媒体の取扱説明書を撤廃した(またはしつつある)ブランドは、ウブロやシャネル、そしてロレックスの弟分にあたるチューダー(チュードル)等が挙げられます。

ロレックスは今の時点では新品に取扱説明書を付属させていますが、同時にホームページ上の「ユーザーガイド」からも、任意のモデルの説明書を誰でもダウンロードすることが可能となりました。

チューダー ブラックベイ P01

取扱説明書をデジタル一本化とする理由は、一つにはコスト削減が大きいでしょう。

紙媒体の取扱説明書は印刷にどうしてもコストがかかります。増版する時はもちろん、例えばムーブメント等に仕様変更があった場合、再度修正してイチから刷り直さなくてはなりません。

また、もう一つの理由として、近年多くの産業で課題となっているサスティナビリティが挙げられます。

サスティナビリティは「持続可能な」という意味です。簡単に言うと限りある資源を消費するのではなく、繰り返し利用したり将来にわたって維持できる量を考慮したりと、地球環境を持続的に守っていくための社会の営みを指します。

このサスティナビリティの一環として、取扱説明書をデジタル化する試みが行われてきました。

ロレックスは時計業界の中で最も知名度が高く、リーディングカンパニーと言えます。そのためサスティナビリティに対して責任を持っており、今後取扱説明書のデジタル化を推進していくことでしょう。

 

そうなってくると、既存の取扱説明書の稀少性が高まる可能性がある、ということです。今でも、個人のネットオークション等では取扱説明書だけが何冊かで1,000円~と値付けされて売買されています。

ただし、前述の通り取扱説明書は誰でもがダウンロード可能です。また、後述する保証書等は真贋の見極めにも一役買いますが、取扱説明書に至っては比較的誰でも手に入れられる状況です。

そのため、取扱説明書の有無だけで何万円も査定額が変わる・・・ということは、今後も考えづらいでしょう。

 

ロレックスの付属品の価値~保証書(ギャランティ)~

ロレックスの付属品で最も重要なモノは「保証書」です。

保証者はその名の通り、その時計が本物という証明であるため、いくらでも替えの効く「箱や説明書」とは異なり唯一無二の存在として扱われます。

仮に保証書がない場合は本物である証明ができないため、買取業者によっては買取すること自体受け付けてくれない場合もあります。

一流鑑定士が在籍している優良店であれば、保証書がなくとも本物であるかの判別は可能です。

しかし、それでも「数万円」査定額が下げられることもあります。

お客様としては中古であっても全てが揃っているロレックスを買いたいと思うことは当然です。店舗としては保証書が無いことにより、そのようなお客様への販売機会を逃すことになってしまうのです。

そのため保証書の有無は査定において重要なポイントと言わざるをえません。

 

箱や説明書に関してはメーカーから取り寄せることもできますが、保証書だけは個体特有のモノなので、替えが効きません。また、ロレックスでは保証書の紛失に関して、再発行の一切を行っていません。

ロレックスの時計を所持している方は絶対になくさないように気をつけてください。

 

昔の保証書であれば高額になる場合も!

ロレックスの保証書は現在はカードタイプですが、昔は紙の保証書でした。

ロレックスの保証書

紙タイプの保証書には発行年や発行国によってレアな保証書もあります。

そのような保証書は、現行カードタイプよりも高い価値が付けられます。もっとも、「昔の日本発行の保証書は価値が下がる」と言われていることも事実ですが・・・

古いロレックスをお持ちの方は、保証書を状態よく保管することを心がけてください。

 

2020年から新ギャランティが登場!

ロレックス 新保証書

出典:https://millenarywatches.com/new-rolex-warranty-card/

前述の通り、ロレックスの保証書は何度かの変遷を経てきました。

現在のカードギャラが採用されたのは2013年頃。紙ギャラだと2000年以前・・・この仕様によって買取価格に差がつくことはお話しした通りです。

そして2020年、さらに新型の保証書がロレックスより発行されているのです!

まだ国内市場には流通しきっていませんが、2020年4月頃より、ちらほらと海外で新保証書の情報が出回っていました。日本正規店では、7月頃を目途に付属が開始される、との噂があります。

新保証書は、従来型と大きく異なる点があります。それは、「購入者名」「販売店名」「国番号」の記載欄がない、ということ!リファレンス・シリアル・購入日のみの記載で、恐らく今後はオーデマピゲ等のようにデジタル管理されることとなるのでしょう。

この新保証書、国内ではまだきわめて稀少価値が高いため、早い段階の売却なら思わぬ査定額が付く可能性があります。今後、新旧保証書で大きな価格差がつくかはわかりませんが、今はまだレア中のレア。「新保証書付属の個体が欲しい」という声も少なくない数あるでしょう。

ちなみに新保証書は、スタイリッシュなデザインも魅力とか?

実物を見るのが楽しみですね!

 

付属品に大きな価値を付けるブランド

ロレックスやオメガは需要が高いため、買取店は買取した時計を付属品が無くても高い価格で売り切ることができます。

しかしながら、ウブロやオーデマピゲといったブランドに関しては、付属品の有無が販売時に大きな影響を与えることがあります。

そのため、付属品の価値が高く設定されていることが多いです。

ロレックスやオメガの付属品の価値に慣れると、人によっては「数千円くらいの価値しかないんだ」と思って雑に扱う方もいますが、他のブランドの付属品はもっと大切に扱わないと売るときに損をしてしまうかもしれません。

 

例えばウブロの箱。

ウブロ 付属品

ロレックスの箱は欠品していても数千円の査定マイナスで済みますが、ウブロの箱は欠品していると1万円~3万円ほど査定マイナスされる場合があります。

また、それに伴い保証書の価値も高くなっていますので、全て欠品していると大きく減額されることがあるでしょう。

やはり付属品は絶対大切にしなければならないのです。

 

ちなみに、近未来的デザインの時計を製造する超高級時計ブランド「リシャールミル」の付属品に関しては付属品そのモノに「数百万」の価値をもつモデルも存在します。当たり前のように定価1000万円越えを果たすリシャールミルは付属品に関しても規格外の価値を持つわけです。

リシャールミル 買取

仮に付属品が欠品していた場合、どのくらい損をするかを考えるとゾッとしますね・・。

 

まとめ

ロレックスは付属品がなくても高額で買取してもらえるケースが多いです。

どれだけ査定額がマイナスされるかは店舗によって異なりますが、優良店であれば付属品が全て欠品していたとしても数万円程度の減額で済むでしょう。

とはいえ、モデルによって付属品の価値は異なるので、まずは査定を受けてみることをオススメします。

 

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この記事を監修してくれた時計博士

田中 拓郎(たなか たくろう)

  • (一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
  • 高級時計専門店GINZA RASIN シニアマネージャー

当サイトの管理者。GINZA RASINのWEB・システム系全般を担当している。
時計のマーケットに非常に精通しており、買取相場や買取お役立ち情報はもちろん、リユース業界の報道や最新ニュースなど、幅広い分野で監修に携わっている。
また、スイスで行われる腕時計見本市の取材も担当してきた。得意なブランドはブレゲ、ランゲ&ゾーネ。時計業界歴11年。

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