「ロレックスのリセールバリューが高いモデルが欲しい。今一番価値があるのはどれ?」
「資産としてロレックスを買うならやはり新品?中古や並行輸入品の方がお得?」
ロレックスの資産価値が高まっている現在、投資のためにコスモグラフデイトナやGMTマスターⅡなどの購入を検討している方も少なくありません。
ロレックスはブランド全体的にリセールバリューが高く、一部の超人気モデルは定価をはるかに超越する買取価格がつくものもあります。
しかし、中にはリセールバリューが振るわないモデルも存在します。
そこで、この記事ではより高いリセールバリューが期待できる、資産価値の高いモデルを紹介します。
また、納得のいく売却のコツや、高く売るために知っておきたい豆知識なども合わせて解説するので、買い替えを念頭に購入したい方や、ロレックス投資を考えている方は是非参考にしてください。



ロレックスは、世界で最も人気の高い高級腕時計ブランドです。日本では人気・認知度ともにトップの腕時計ブランドで、世界的にも断トツでナンバーワンです。
グローバル金融企業のモルガンスタンレーとリュクスコンサルトが発表した、世界の高級腕時計ブランドトップ50に関するレポートによると、ロレックスは世界シェアトップの売り上げを誇ります。
ロレックスの高級腕時計の小売市場におけるシェアは、推計でなんと33%と、驚異の人気ぶりがうかがえます。
また、中古市場でも一強状態です。世界最大級の高級時計専門オンラインマーケットプレイスChrono24の分析では、中古市場でも世界シェア34%を占めています。
なぜロレックスが世界中でこれほど人気を博しているのか、その理由を解き明かします。
ロレックスの人気が世界的に高い理由の1つは、需要と供給が極端に偏っており、常に需要過多にある点です。
世界中にロレックスを求める人があふれている一方で、ロレックス側では供給量を制限しており、生産量を厳重に管理しています。
需要過多に対する供給不足は、ロレックスに希少価値を与えます。人気の高いラグジュアリースポーツモデルの一部は、正規店での入手が困難な状況が続いています。
日本では、手に入りにくい人気モデルを求め、正規店をいくつも回る「ロレックスマラソン」を行うファンがたくさんいます。
正規店でなかなか手に入らないモデルは、並行市場でも高い注目を集めます。供給不足は、並行市場や中古市場において定価をはるかに上回る「プレミア価格」販売を引き起こしています。
供給不足による希少価値の高まりは、ますます人気モデルの争奪戦をヒートアップさせ、並行市場や中古市場での更なる価格高騰を招いています。



ロレックスは、世界的な知名度や、優れたマーケティング・プロモーション戦略によるストーリー性、希少価値アップによるステータス性など、他のブランドにはない絶対的な立ち位置を確立しています。
腕時計初心者から、長年愛好してきたマニア、そして資産価値を追求する投資家に至るまで、様々な層の顧客の心を掴んできました。
シンプルで小ぶりなステンレススチールモデルであれば、新品が100万円前後で購入できるモデルもあります。中古ならもっと手頃な価格で探せるため、初心者にもおすすめです。
一方で、マニアを唸らせる極上のツールウォッチやラグジュアリースポーツウォッチも展開。
また、特に希少性の高い人気モデルは非常に高いリセールバリューを誇ります。資産価値が高く、投資家からも支持されています。
実用時計を追求してきたブランド戦略がもたらす使い勝手の良さや優れた堅牢度、ストーリー性やステータス性、投資家が注目する資産価値の高さなどが、ロレックスを唯一無二のポジションに押し上げているのです。



ロレックスは資産価値が非常に高いブランドとして、世界的に知られています。
リセールバリューの高さに注目してきた投資家はもちろん、近年の世界情勢に不安を抱く人々が、安全資産としてロレックスを求めるケースも増加しています。
それでは、ロレックスのリセールバリューは実際どの程度高いのか、詳しく解説します。
ロレックスの腕時計は、その多くが高いリセールバリューで取引されています。ロレックスの平均的なリセール価格は、中古品で85%前後です。
一般的な高級腕時計ブランドのリセールバリューは50%前後、オーデマピゲなど世界三大腕時計ブランドでも80%前後です。
ロレックスの資産価値は、他の追随を許しません。世界的な人気モデルの中には、定価を超えるリセールバリューがつくものや、何倍にも跳ね上がるものも存在します。
ただし、ロレックスのブランド全体としてのリセールバリューは他のブランドより高いものの、モデルによる差があることが現状です。
人気の高いモデルのリセールバリューが注目される一方で、リセール価格の低いモデルも存在しているため、資産価値を考慮して購入する場合は注意が必要です。
ロレックスでリセールバリューが高いモデルは、コスモグラフデイトナやGMTマスターⅡ、サブマリーナなど世界的に人気があるコレクションです。
特にこのモデル達は古くから世界中で愛され、今なお新作が発表される不滅の人気コレクション。資産価値もトップレベルです。
コスモグラフデイトナは、ロレックスで最も有名なのクロノグラフウォッチで、最高峰の人気とステータス性を持つため「キング オブ ロレックス」と呼ばれています。
GMTマスターⅡは、2色に塗分けられたベゼルが特徴的なパイロットウォッチで、GMT機能を搭載しています。
GMT機能とは、2ヶ所以上のタイムゾーンの時刻を同時に表示できる機能で、GMTマスターⅡは3ヶ所のタイムゾーンの時刻が分かります。
ベゼルの塗分けは午前と午後を示すもので、青と赤の塗分けモデルは「ペプシ」、青と黒は「バットマン」など、愛称で呼ばれるほど人気があります。
サブマリーナは、1953年に誕生した世界初の民間向け本格ダイバーズウォッチです。ロレックスのプロ向けツール・スポーツウォッチの代表格として、長年愛されています。
機能性が高く堅牢なボディ、シンプルで品の良いデザインなど、ウォーターフロントはもちろんオフィスシーンでも活躍します。
これらの人気モデルの中でも特に需要の高い品番は、定価を大きく上回る高値で取引されており、定価の何倍もの買取額がつくことがあります。



ロレックスは、コスモグラフデイトナやGMTマスターⅡ、サブマリーナなどの人気モデルであれば、正規店で購入後すぐに売却しても定価を大きく上回る価格で売れることがあります。
特に未使用状態は高値がつきやすく、購入後すぐの「転売」で利益を得られるケースも少なくありません。
ただし転売は各社が強く警戒しており、ロレックスは2024年12月16日から購入制限を全モデルに拡大しました。
1本購入すると6ヶ月間(人気モデルは1年)は正規店での新規購入ができなくなり、同一リファレンスナンバーの再購入も1年間(一部モデルは5年間)禁止されます。
身分証提示や品番刻印により制限は厳格に運用されているため、すぐ売却して利益を得られても、次に欲しいモデルを半年〜5年買えなくなるリスクがある点に注意が必要です。
ロレックスの多くのモデルはリセールバリューが高いですが、中にはリセール価格がそこまで高まらないモデルもあります。
特にオイスターパーペチュアルなどのモデルは売却時に定価を上回らないこともしばしば。
「買ってはいけない」というほどリセール価格が低いわけではありませんが、一部の超人気モデルのような定価超えのプレミア価値と比較すると、査定額やリセール価格が低いと感じられるモデルもあります。
ロレックスを資産として購入する場合や、将来的に買い替えを検討している場合は、モデル選びにも注意が必要です。
コスモグラフデイトナやGMTマスターⅡ、サブマリーナなどの人気モデルでも、文字盤や素材、仕様などディティールによってリセールバリューは変化します。
「キング オブ ロレックス」コスモグラフデイトナの定番は、白文字盤と黒文字盤ですが、どちらの人気が高いかは時代によって変わります。
ここ数年は白文字盤の人気が優勢で、同じ品番なら白文字盤の方がリセールバリューも高めです。
また、スポーツウォッチやツールウォッチの定番であるステンレススチール素材か、貴金属とのコンビモデルか、金無垢などの貴金属製かによっても、リセール価格は異なります。
GMTマスターⅡであればベゼルの色によって人気や需要が異なり、永遠の人気定番「ペプシ」こと赤青モデルはリセールバリューもトップです。
資産価値を考慮してロレックスを選ぶにあたって、知っておきたい「リセールバリューが高いロレックスモデル」を紹介します。
また、ロレックスの中ではリセール価格が低めのモデルや、リセールバリューが伸びにくいモデルについても合わせて解説します。
投資目的での購入や、将来的な売却を考えている方は、モデル選びの参考にしてくださいね。
ロレックス随一の人気とリセールバリューを誇るコスモグラフデイトナ。現行品のRef.126500は正規店での入手が困難な状態で、中古価格もうなぎ上りです。
特に人気の高いステンレススチールモデルの白文字盤では、2026年の上半期で中古過去最高となる590万円、黒文字盤で495万円を記録しています。
定価は2026年8月時点で2,499,200円ですので、白文字盤のリセールバリューは定価を2.3倍を上回り、黒文字盤でも定価の約2倍です。
2023年の廃番をもって惜しまれつつ生産終了となった伝説の名機Ref.116500LNは、相変わらずの高値が続いています。
ステンレススチールモデルの白文字盤では2026年に510万円、黒文字盤は435万円を記録しました。
2017年のバーゼルワールドでデビューしたホワイトゴールド製のRef.116519LNは、セラクロムベゼルやオイスターフレックスブレスレットなど、当時最先端の技術を搭載した最高峰のラグジュアリーウォッチです。
2026年には、非常に人気の高いスティール&ブラックカラーダイアルモデルで、当時の定価を約300万円上回る670万円の値がつきました。
また、非常に貴重な鉱物、メテオライト(隕石)ダイアルをはめ込んだモデルは、当時の定価よりなんと約774万円高い約1,200万円の値がついています。
※GINZA RASINでの買取金額の相場(実績に基づく)
サブマリーナはロレックスが民間向けに世界で初めてリリースした本格ダイバーズウォッチで、デイト機能が備わったデイトモデルとデイト機能がついていないノンデイトモデルがあります。
現行のデイトモデルRef.126610LNは、2020年にリリースされた当時から爆発的な人気を博したブラックベゼルの名機です。現在は流通量も増えてきましたが、注目度は衰えません。
Ref.126610LNは定価1,683,000円に対して2026年のリセールバリューは約235万円と、高いリセール価格を誇ります。
ノンデイトモデルのRef.124060は、ブラックベゼルなど他のディティールはそのままに、サイクロップレンズやデイト機能がない、シンプルなデザインが特徴です。
Ref.124060は定価1,494,900円に対して、2026年のリセールバリューは約205万円です。デイトモデルよりも機能的にシンプルな分価格は低めですが、近年ノンデイトモデルの人気が高まっている影響を受け、リセール価格は高い傾向にあります。
グリーンベゼルを備えた現行のRef.126610LVは、定価1,764,400円に対してリセールバリューは約243万円です。グリーンカラーの根強い人気が反映した結果となりました。
2010年から2020年までロレックス屈指の人気モデルとして君臨したRef.116610LNは、今もなお人気が衰えません。
Ref.116610LNは直径40mmで、現行品が41mmにサイズアップしたことから底堅い需要を誇ります。2026年は943,800円の定価に対して約185万円の高値がついています。
※GINZA RASINでの買取金額の相場(実績に基づく)
GMTマスターⅡの代名詞でもある「ペプシ」こと赤青ベゼルのRef.126710BLROは、2026年に惜しまれつつ廃番となりました。
それにともない、2026年の中盤から相場が急騰し、ジュビリーブレスレットで定価1,780,900円に対して約390万円、オイスターブレスレットで定価1,747,900円に対して約360万円と高値がついています。
バットマンと呼ばれる青黒ベゼルRef.126710BLNRの相場は、現行品でジュビリーブレスレットの定価1,780,900のところ約315万円、オイスターブレスレットの定価1,747,900円のところ約292万円と、ペプシには敵わないものの高値が続いています。
バットマンは前世代のRef.116710BLNRも2019年の廃番以降値を上げており、定価約91万円に対して2026年は約230万円まで上がったため、売り時と言われる状態です。
※GINZA RASINでの買取金額の相場(実績に基づく)
スカイドゥエラーは、直訳すると「空の住人」という意味の名を持つ、飛行機で各国を飛び回る旅行者のために開発された21世紀生まれのコレクションです。
現行シリーズでは、18Kゴールドやスチール&ゴールドのコンビモデルなど、ケースやブレスレットに貴金属が使用されています。
スカイドゥエラーはロレックス最高峰の複雑機構モデルで、2ヶ所のタイムゾーンの時間を同時に表示できる回転ディスク、アニュアル(年次)カレンダー、ベゼルを回転して機能を操作するリングコマンドシステムを搭載しています。
現行のRef.336934のスチール&18Kホワイトゴールドコンビモデルのうち、大変人気の高いジュビリーブレスレット&ミントグリーン文字盤モデルの定価は2,663,100円で、2026年の買取価格は約330万円です。
Ref.336934のスチール&18Kホワイトゴールドコンビのミントグリーン文字盤&オイスターブレスレットモデルの定価は2,663,100円で、2026年の買取価格は約320万円です。
1世代前のRef.326934は、最も高騰しているブルー文字盤&ジュビリーブレスレットで定価1,857,900円に対して、2026年の買取価格は約300万円です。
貴金属製かつ複雑機構ということで元値が高いため、リセールバリューも高めです。
※GINZA RASINでの買取金額の相場(実績に基づく)
ロレックスの中でも、リセール価格が一般的な高級腕時計ブランド程度というモデルもあります。
ロレックスではあまりリセール価格が高くないモデル、リセールバリューが伸びにくいモデルをまとめました。
| モデル | リセール価格(目安) | 理由 |
|---|---|---|
| デイデイト | 69%・71%・73%等 | 貴金属製で元値が高くリセール価格が上がりにくい |
| ディープシー | 77%・86%等 | デカ厚で本格派過ぎるため需要が高くない |
| チェリーニ | 72%等 | 貴金属で元値が高くドレスウォッチは需要が低め |
| 1908 | 48%・50%・63%等 | 貴金属で元値が高くドレスウォッチは需要が低め |
デイデイトやディープシーの中にもリセール価格が高いモデルは存在しますが、他の人気モデルに比べると低めです。
また、チェリーニや1908は貴金属製で元値が高いうえ、ドレスウォッチというポジションがリセールバリューを抑えています。
「ロレックス=ラグジュアリースポーツウォッチ」というイメージが強いため、ドレスウォッチの需要は今一つ伸びにくい傾向にあります。
スカイドゥエラーやGMTマスターⅡなどの人気モデルであっても、元値が非常に高い金無垢・コンビモデルはリセール価格があまり伸びないケースもあります。
また、ダイヤモンドがふんだんに使用されているモデルは非常に高価な上、購入層を選ぶため、リセール価格があまり高くないものも存在します。



ロレックスのリセールバリューについて詳しく理解したら、次は売却時に少しでも高値を狙うコツを知っておきましょう。
実は、同じ個体でも売る準備やタイミング、業者選びで、買取額に数万円から数十万円の差が出ることも珍しくありません。
普段から高く売るためにしておきたいことや、売ると決めたらすぐに準備をして欲しいことなどを解説します。
ロレックスを売却する際は、保証書(ギャランティーカード)や箱、取扱説明書、コマなど様々な付属品も査定対象となります。
全ての付属品が揃っているコンプリート品は、中古市場で高く評価されるため高値につながりますが、不備があると査定額に響きます。
普段から失くさないように大切に保管しておき、買取業者の査定を受ける際は全て揃えて持っていきましょう。
ロレックスを高く売るためには、売り時を見極めることも大切です。最も高値で売れるタイミングの掴み方を解説します。
ロレックスが高値で売れるタイミングはいくつかあります。円安時、お手持ちのモデルの希少価値がアップし高騰した時、そして使わないと感じた時です。
円安時は、海外から見て日本国内の方が少ない米ドルでたくさんのロレックスを仕入れられます。
そのため海外バイヤーの買い付けが活発化し、国内のロレックス流通量が品薄になりやすいためです。
お手持ちのモデルの希少価値や価格がアップする時は、廃番や生産終了が決まった時などです。
廃番が決定すると、今後一切生産されなくなるため希少価値がアップします。また、新作との比較で再評価され、注目や人気が高まることもあります。
そして、あなたが「もう使わないな、新しいものにしたいな」と感じた時も、売り時です。どんなに資産価値の高い腕時計でも、使わずに放置していると内部の劣化が進んで価値が下がる恐れがあるためです。
使わないと感じたら、早めに売却した方が、家で保管してメンテナンス費用をかけるよりもお得です。
買取額は中古市場によって刻々と変化しています。また、買取店が最も高値で買うタイミングは、在庫が不足してそのモデルを必要としている時です。
そのため、複数見積もりを取って、最も高い査定額をつけてくれる業者を見つけることが重要です。次項では複数見積もりの上手な取り方を解説します。
腕時計の査定額は、持ち込む業者や買取店で異なります。数万円の差が出る場合もあれば、高額な腕時計になると業者間の査定額に数十万円以上の差がつくケースもあります。
腕時計の買取額が業者によって違う理由は、業者それぞれの持つ販路・在籍する鑑定士の技量・修理メンテナンス環境などが異なるためです。
また、同じ業者や買取店でも、売るタイミングで価格が変わります。為替相場や金相場、オークション・中古相場などに腕時計の価値が左右されるだけでなく、各業者の在庫状況によって評価が変化するためです。
売りたい時に、どの業者が最も高値をつけてくれるかは、実際に査定を受けなければはっきりと分かりません。
そこで、複数業者へ同じコンディション・タイミングで腕時計を持ち込み、査定を受ける「相見積もり」がおすすめです。
相見積もりを取ると、現状で最も高く売れる業者を割り出せます。信用できる業者を2、3軒にしぼり、それぞれで査定を受けましょう。
相見積もりを受ける業者を選ぶポイントを紹介します。
以上が、信頼できる業者を選び、無料で相見積もりを取るコツです。査定額をしっかり比較して、最も高く買ってくれる業者を選びましょう。



ロレックスの査定額は、売るタイミングや業者によって異なりますが、他にも買取額を左右する要因は色々あります。
売却時に少しでも高値がつくように、ロレックスの査定額に影響する知っておきたいポイントについて解説します。
ロレックスの買取で査定の対象になるものは、腕時計本体だけではありません。保証書や箱、余りゴマなどが揃っているかどうかも査定額に直結します。
特に、絶対に再発行されないギャランティーカード(保証書)や、ブレスレットの調整を行う際に必要な余りゴマは大変重要です。
ギャランティーカードは一般的なモデルでも3万円~10万円ほどの差が生じるケースがあります。
また、余りゴマはブレスレットの長さ調整時に外すことが多いのですが、失くすと調整ができなくなるため、重要な付属品です。
特に、金無垢やプラチナなどの高級素材の場合は、余りゴマが高額になるため、紛失も大きな損失につながります。
さらに、ロレックスの愛好家やコレクターは、全ての付属品が完全に揃った「コンプリート品」を求めるため、付属品の有無は中古市場の需要、ひいては価値に大きく関係します。
腕時計の使用感や傷の有無、ポリッシュ(研磨)を行った形跡なども、査定額に影響します。
腕時計の使用感が大きく出るのはブレスレットで、伸びなどがあると価値が下がる要因になります。
保管をする際は専用のケースに入れておき、湿気の多い場所でほこりをかぶったり、ブレスレットに負荷がかかる状態で放置したりしないようにしてください。
また、全体的に汚れていると感じたら、清潔な柔らかい布で全体の汗や皮脂汚れをふき取り、ブレスレットやラグの汚れは綿棒で軽く落としておきましょう。
過度なポリッシュ(研磨)も査定額に響くため、傷がついたからといって安易に研磨することは避けましょう。
ポリッシュをすると表面は一見きれいになりますが、もともと施されている「鏡面仕上げ」や「ヘアライン仕上げ」「エッジ」のような細やかな細工が削れてしまいます。
また、何度もポリッシュするとケースやブレスレットが「痩せ」を起こします。形が崩れるだけでなく、重量も減るため、貴金属としての価値も低下します。
ロレックスは同じモデルでも文字盤の色や仕様によって人気や需要が変わるため、価値も変動します。
最も顕著なものはコスモグラフデイトナの白文字盤・黒文字盤でしょう。数年単位でトレンドが変化し、近年は白文字盤が人気です。
オイスターパーペチュアルは、シンプルだからこそ文字盤のカラーが豊富で、人気も大きく異なります。ターコイズやオリーブグリーンなどのカラーが特に愛されています。
他にも、細かくロゴが刻印されたコンピュータ文字盤や、貴石をはめ込んだ文字盤、ダイヤモンドをびっしりはめ込んだ文字盤なども存在します。
隕石をはめこんだメテオライト文字盤は貴重で人気も高く、中古市場でも高値で取引されています。
アイスブルーカラーの文字盤は、「プラチナモデル」にのみ許されたレアカラーです。コスモグラフデイトナやデイデイトなどに使用されています。
プラチナモデルは貴金属としての価値も高い上、アイスブルーカラーのレア感や美しさもあって、資産価値が高いことで知られています。
並行輸入品は、入手困難なモデルが手に入ったり、正規品よりも安く買えたりと多くのメリットがあります。そして、売却時も、正規品より査定評価が低くなることはまずありません。
並行輸入品でも、信頼できる専門業者で購入し、国際保証書(ギャランティーカード)などの付属品がしっかり揃っていれば、正規品と同じように評価されます。
むしろ、イニシャルコスト(初期費用)である購入費が安く抑えられるため、同じ金額で売れれば高い利益が得られます。
同一モデルのロレックスであれば、新品で買ったものでも中古で買ったものでも同等に査定されます。中古購入品も、新品購入品と変わらないリセールバリューが期待できます。
ロレックスは中古品でも価値が落ちにくいブランドです。生産終了モデルが、定価を上回る中古価格で取引されることも珍しくありません。
また、定価がアップしていることや世界的に需要が伸びていることから、中古価格の高騰が続いています。
中古品を手頃な価格で購入した場合、数年後に高騰が続いて高いリセールバリューがつく可能性は十分にあります。
新品を並行輸入のプレミア価格で購入した場合、余程の相場高騰がなければ「新品から中古」への価値下落があるため、買取価格は下がります。
しかし中古品購入の場合は一度新品から中古品への価値下落を経験しているため、売却時の下落幅が抑えられます。
中古品でイニシャルコストを抑えて購入し、高騰を見極めてから売却した方が、新品を売却するよりお得と言えるでしょう。
ロレックスは、高級腕時計業界でもトップのリセールバリューを誇るブランドです。特に、丈夫で使いやすく、ステータス性・ストーリー性もあるスポーツモデルの人気は、衰えることがありません。
業界シェア1位でありながら世界的に品薄状態が続き、中古相場も高騰が続いています。投資家も資産価値の高さに注目しており、資産として購入する層も増加しています。
世界情勢や経済不安から安全資産としての人気が上昇し、定価が年々アップしていることも相まって、中古相場・資産価値がますます高まっています。
過去にはリーマンショックやコロナ禍などで一時価値が下落したこともありましたが、あっという間に巻き返してきました。
ロレックスのリセールバリューの高騰に、世界中の注目が集まっています。資産としてロレックスの購入を考えている場合は、モデルごとのリセール価格や売り時などが相談できる高級腕時計専門店を選ぶことがおすすめです。




タグ:GMTマスターII, コスモグラフデイトナ, サブマリーナ, スカイドゥエラー, リセールバリュー